感情線の意味と手相の見方|恋愛や心の動きをパターン別にご紹介

感情線
「感情線ってどうやって見るの?」
「感情線は長い方がいいの?」
「感情線が2本ある」

生命線や頭脳線などとともに、手相の基本線とも言われている『感情線』。

感情線は、その名の通り人の感情をあらわしており、人間関係や恋愛について占うことができる手相占い。長さや濃さ、形などからさまざまな事が分かります。

今回は、感情線の基本的な見方とその意味について詳しくご紹介します。ぜひご自身の手相と比較し、チェックしてみてくださいね。

感情線とは?感情線の基本をチェック

感情線はどこにある?

感情線は、小指の下から人差し指や親指の方に向かい、手のひらを横断するように伸びている線。生命線、頭脳線とともに手相の基本となる線で、ほとんどの人の手のひらに見ることができます。

人間の感情をあらわしており、心が動くことで感情線の状態も変化するため、基本となる線の中でも一番変化しやすい線です。

感情線を見るときは、線の長短、始まりや終わりの位置、線の形状や支線の有無などによって判定を行います。

感情線からどんなことがわかる?

感情線は、名前の通りその人の感情をあらわす線。その人の心の動きを読み取ることができます。

喜怒哀楽などの感情だけでなく、人への接し方や愛情の注ぎ方などの特徴も分かるため、人間関係や恋愛傾向を占うことを得意としています。また、性格や価値観などについても分かります。

感情線は、線の長さや濃さ、形状などによって総合的に判断を行いますが、基本的にまっすぐで乱れがない場合は、感情の起伏が少なく冷静なタイプ、反対に複雑な形状の場合は、感情的で心が不安定になりやすいタイプに多く見られます。

乱れていると悪いと思われがちですが、感情線はスッキリしているよりも少し乱れているくらいの方が、感情表現が豊かで親しみやすさを感じるでしょう。

感情線は右手と左手のどちらを見ればいい?

右手と左手で感情線の意味は違う

手相は、右手と左とであらわす意味が違います。

占い師によっても解釈はさまざまですが、一般的に、左手には性格や才能、運命など、生まれつき自分が持っている『先天的な運勢』が、右手には日頃の行動や考え方によって変化した『後天的な運勢』があらわれます。

  • 左手:性格や才能、運命など、生まれつき自分が持つ『先天的な運勢』
  • 右手:日頃の行動や考え方によって変化した『後天的な運勢』

つまり、左手の感情線には、生まれ持った感情のあり方や愛情の注ぎ方などが、右手の感情線には、経験や年齢を重ねることで培ってきた現在の感情のあり方や愛情の注ぎ方などがあらわれています。

感情線を読むときは右手と左手で総合的に判断するのが理想的ですが、慣れていないと難しいため、日々変化する感情を判定するためにも右手を見ることをおすすめします。

まれに感情線がない人もいる

感情線は、生命線・頭脳線とともに手相の基本ともなる線ですが、まれに感情線がない人もいます。

感情線がない人は、あらゆる情が薄いと見ることができます。人への愛情や関心・興味がなく、冷酷なタイプと見られることも。また、心から信頼できる家族や友人、パートナーがいないことも考えられます。

感情線は気持ち次第で変化します。家族や友人、パートナーなど周りの人を大切にし、相手を思いやる気持ちを持つことで、愛情深い人に次第に変わってくるでしょう。

【手相の見方】感情線の濃さからわかること

感情線は、濃さよってその意味は大きく違ってきます。濃いか薄いかは、生命線、頭脳線など他の主要な線と比較し、どのように見えるかによって判定します。

感情線が濃い

感情線が力強く、くっきりと濃い人は、強靭な心を持っていることを示しています。

精神的にも図太く、ストレスに対しても耐性があるため、多少のトラブルでも跳ね返すことができ、プレッシャーに動じない強さがあるでしょう。

ただし、感情表現が強めになる傾向があるため要注意。集団で行動するときや恋愛場面において、情熱的になりすぎないようにしましょう。多少線が乱れていても、濃くはっきりしていれば大きな心配はいりません。

感情線が薄い

感情線が弱々しく、線が薄くてはっきりしない人は、繊細でデリケートな心を持っていることを示しています。

心が不安定になりやすく、デリケートでちょっとした痛みにも弱いため、失恋やトラブルなどのショックな出来事から立ち直るまでに時間がかかります。

感情線が薄くても乱れが少ない場合、感動が薄いタイプ。クールな面が強く、物事に熱くなれないだけでなく、他人に対してもあまり興味のない人にも良く見られます。このタイプの人は、あまり感情を表に出すことのない、淡々とした職種が向いているでしょう。

【手相の見方】感情線の長さからわかること

感情線は、長さによっても性格や特徴に違いがあります。小指側の側面からスタートし、人差し指と中指の間あたりまで伸びているのが一般的な長さです。

感情線が長い

感情線が標準よりも長い人は、豊かな感情の持ち主。長ければ長いほど、感情が豊かで、情に厚く、周囲の人を思いやる気持ちを持っています。理屈よりも感覚を重視するタイプです。

また、恋愛を大切にしており、相手に深い愛情を注ぐことができます。感情線が長いほどのめり込む傾向があり、人生の比重を恋愛に置いているケースも少なくありません。

喜怒哀楽などの感情表現が分かりやすく、感情が表に出やすいのも特徴の1つ。時々、損得を考えずに思い切った行動を取ることもあります。

感情線が短い

感情線が標準よりも短い人は、自分の感情を表に出すのが苦手。短ければ短いほど、理性的で、周りの人に気を配って行動することはなく、自分の考えに従って生きるタイプです。

愛情表現が苦手で、好き嫌いもはっきりしているため、恋愛や人間関係もスムーズにいかず、悩むことも少なくありません。引っ込み思案でクールでもあることから、どこか冷めていると取られてしまうことも。

ただし、物事を冷静に見る力、客観的に判断する力があるため、周りに流されず生きていくことができます。

【手相の見方】感情線のスタート位置からわかること

感情線は、始点がどこにあるかによってもその意味合いが変わってきます。

手首の付け根から小指の付け根を4等分し、上から1/4のところが標準的な起点。この位置から始まる人は、感情のバランスが取れた穏やかな人です。

感情線が標準より高い位置から始まる

感情線が標準より高い位置、小指側よりからスタートする人は、感情表現が豊かで情熱的なタイプ。前向きな性格で、社交的な人に多く見られます。

会話することが得意で、交渉上手。物事を感情的に伝えることに長けています。理性的な話は苦手ですが、気持ちで人を納得させることが得意。始点が上にあればあるほど、感情的で神経質です。

多くの人から慕われ、ムードメーカーになりやすいですが、時々感情が抑えきれなくなることも。些細な事でキレるだけでなく、暴走して大ゲンカに発展する恐れもあるので、感情が暴走しないように注意しましょう。

感情線が標準より低い位置から始まる

感情線が標準より低い位置、手首側よりスタートする人は、理性的で落ち着いたタイプ。あまり感情的になることのない人です。

物事を客観的に捉え、冷静に対応ができます。心に秘めている思いはあっても、あまり表に出すことがないので、何を考えているのかわからないと思われがち。始点が下になればなるほど、クールで感情を表に出しません。

感情の浮き沈みがなく、耐える力も人一倍強いものの、溜め込みすぎると爆発する恐れもあるので、適度に感情を表に出すようにしましょう。

【手相の見方】感情線のゴール位置やカーブの仕方からわかること

感情線は、終点がどこにあるか、どのようにカーブをしているかによって、その人の性質や恋愛の傾向が分かります。

感情線が人差し指の下にある木星丘で終わる

感情線が上向きにカーブし、人差し指の下の木星丘の位置で終わっている人は、愛情が深く、思いやりに溢れたタイプ。大きな乱れがなければ、良い恋愛や結婚をして幸せになれます。

向上心が強く、仕事でもリーダーなど責任感のある仕事を任されがち。恋愛上手で振り回されることもないため、恋愛と仕事のバランスをうまく取ることができ、両立も可能です。

ただし、『できる自分』とバランスのとれた相手を望むゆえ、なかなか恋人やパートナーができにくいことも。欠点ばかりでなく、良い点に焦点を当てて、相手を見るようにしましょう。

感情線が人差し指の付け根まで伸びている

感情線が上向きにカーブし、人差し指の付け根まで線が伸びている人は、異性に対して尊敬の念が強く、一途に尽くすタイプ。相手に喜んでもらうことが、自分の喜びにつながります。

相手にどんどんと尽くし、若干盲目気味になるため、冷静に相手を見極める必要があります。あまりにしつこすぎて、相手からウザがられることも。自分本位にならないよう注意しましょう。

この相を持つ人は意志が強く、社会的にも成功を収めやすいという特徴もあります。感情線が人差し指の付け根を超えて指まで入っているようであれば、後世に名を残す可能性も。

感情線が人差し指と中指の間に届いている

感情線が上向きにカーブし、人差し指と中指の間に届いている人は、人と簡単に打ち解けることができないタイプ。表面上は愛想よく見えても、本当に親しい関係になるまでには時間を要します。

恋愛に関しては、人の好き嫌いもハッキリしています。好きな人にはとことん甘いものの、そうでない人には冷酷。また、警戒心も強く、簡単な誘いに乗るようなこともなく、浮気の心配もありません。一度信頼すると、相手を大切にするため、結婚にも向いています。

感情線が中指の付け根に届いている

感情線が上向きにカーブし、中指の付け根に届いている人は、自分本位な性格。相手の気持ちを考えることや思いやることが苦手で、冷酷な一面も持っています。

恋愛に関しては、アブノーマルな世界に迷い込みやすいです。恋愛関係で問題が発生する可能性も高く、中指の付け根を超えてしまうとより自分本位となり、相手を傷つけることも。恋人やパートナーを大切に扱うよう注意してください。

感情線がまっすぐ一直線

カーブを描くことなく、感情線が真っすぐ一直線の人は、独占欲が強く、嫉妬深いタイプ。積極的に愛情表現をすることがないため、表面上はポーカーフェイスに見えるものの、内側には強い情熱や執着心を持っています。

特に、一直線の感情線が長い場合、ストーカーになりやすいため要注意。独占欲を苦手とする相手とは破綻しやすいでしょう。

反対に、まっすぐの感情線が短い場合、思ったことを口にしてストレートに表現をするタイプ。思った通りに行動できる合理的な人です。

感情線のゴールが下がっている

感情線のゴールが下がっている人は、親切で優しい性格ですが、情にもろいタイプ。相手の気持ちに寄り添い、親身になることができるものの、いつの間にか『世話焼き』に。相手の事を思ってしていることも、度が過ぎてしまい、お節介に捉えられてしまうことも。

恋愛面でも情に流されやすく、苦労をしながら耐え忍ぶことも。また、騙されやすいので、好きな相手だからといって100%信じ切るのは危険です。

感情線が木星丘まで上がり、その後急下降している人は、恋愛や仕事に情熱を注ぎすぎて盲目になる可能性が高いので、注意しましょう。

【手相の見方】感情線の形状からわかること

感情線は、線自体の形や特徴によっても、それぞれ異なる意味を持ちます。パターン別にその意味をご紹介します。

感情線の先が2股に分かれている

感情線の先端が2つに分かれている人は、心優しい性格の持ち主。物事を自分の立場だけでなく、相手の立場からも見ることができるため、男女問わず人気があります。人の気持ちにも敏感な、思いやりのある人です。

2股が2本とも上を向いている場合、明るく前向きで好奇心が旺盛なタイプ。恋愛運も上々ですが、1本が土星丘、1本が木星丘にある場合、危険な恋に走る傾向があるため不倫には注意しましょう。

1本が上向き、1本が下向きの人は二面性があり、内面と外面が大きく違う可能性があります。

感情線の先が3股に分かれている

感情線の先端が3つに分かれている人は、人の気持ちを尊重できる人。空気が読める気配り上手で、他人の気持ちを敏感に察知でき、機転が利きます。

物事を多角的に捉えることができ、2つや3つの事を同時にできる器用なタイプ。人と
関わる仕事に向いていますが、結婚すると相手を様々な面においてサポートできるので、結婚相手としてはベスト。

くっきり三股ではなく、ボサボサしたほうきのような状態の場合、身体や心に疲れが出ていることも。無理をしないように注意しましょう。

感情線が鎖状になっている

感情線が鎖状(チェーン)になっている人は、感情が豊で、傷つきやすい心を持っています。神経質で、少しのことでも過剰に反応して気にしてしまうため、ストレスの貯めすぎに注意が必要です。

仕事面では、繊細で鋭い感性を持つため、技術分野や職人に向いています。その類まれなる感性で才能が発揮されるでしょう。

恋愛面では、デリケートな気配りができるため、異性によくモテますが、移り気な性格の恋多きタイプ。交際も長続きしない傾向があります。

感情線が二本ある

感情線が2本平行してある場合、感情が豊かで情熱的。線が2本あることから、そのパワーも1本の人の2倍というエネルギッシュな人です。

ちょっとしたことで諦めたり落ち込んだりすることもなく、困難に負けない強さがあります。そのため、努力が実を結んで成功する可能性も高いです。

恋愛においては、積極的でモテるタイプ。一途に思われがちですが、実際のところ1人の愛情だけでは足りなくなることも。不倫や浮気に走ってしまう危険性もあるので、その感情や熱い思いを仕事に向けると、バランスをうまく取ることができるでしょう。

感情線が切れている

感情線が途中で切れているとき、パートナーとの別れを暗示しています。

愛情や気持ちも切れやすいことをあらわしており、些細なことで切れやすい、怒りっぽいなど感情がうまくコントロールできなくなり、暴走してしまうことも。特に理由もないのに、突然恋人に冷めたり、逆に振られたりすることがあるかもしれません。

切れ目が大きい場合、生涯傷が心に残るような大失恋を経験する可能性も。

感情線が細かく切れ切れ

感情線が細かく切れ切れになっている人は、気分屋で忍耐力がないタイプ。その場の雰囲気に流されてしまう、気持ちが持続しにくいなど、感情が感傷的で不安定な状態にあります。

男性でも女性でも、この手相を持つ人は感情に支配されやすい性格を持っており、言動が乱暴になりがち。恋愛面においても、愛情が長続きしにくく、浮気性な傾向もあり短めの恋を繰り返すでしょう。

あまりにも感情に支配されてしまうと、周りからの信用も失ってしまうため、できるだけ理性的にふるまうように努力しましょう。

感情線が蛇行している

感情線が蛇行してクネクネと曲がっている場合、感覚が鈍感なタイプ。

言葉にしない人の気持ちを察することが苦手で、気が利きませんが、悪気もありません。また、自分の気持ちを表現することも苦手で、自分自身の本心に気付いていないことも。コロコロ意見が変わる傾向も見られます。

心に迷いが出やすいため、恋愛面においてもスムーズにいかない可能性も。決心するまでに回り道をすることも多く、時間がかかることも少なくありません。

感情線から上側に支線が出ている

感情線から上側に細かい支線が出ている人は、プラス思考の持ち主。楽天的でモチベーションも高く、リーダーシップもあるため人から頼られる存在となるでしょう。

明るく開放的な性格ということもあり、良い友人に恵まれます。また、恋愛運も良く、異性にモテるタイプ。

積極的に自分をアピールできる性格ですが、線が多すぎる人は自己主張が強すぎる傾向があります。若干デリカシーに欠ける点もあるので、人の気持ちを汲み取るようにしましょう。

感情線から下側に支線が出ている

感情線から下側に細かい支線が出ている人は、物事をネガティブに考える人。消極的でやや後ろ向きになりやすいタイプです。

自分を抑え、常に周りの意見を尊重するため、『自分がない人』と思われることも。また、過去の恋愛を引きずる傾向があるため、新しい出会いを見つけるなど、前向きに行動をすることをおすすめします。

下向きの支線でも、感情線のゴール付近に集中している人は、優しい心の持ち主。困っている人を黙って見過ごすことのできない、温かい心を持っています。

両手の感情線がつながる

右手と左手を合わせた時、感情線がピッタリとつながる人は、精神的に安定した性格の持ち主。感情の起伏が緩やかで、マイペースな性格。大きな変化はあまり望みません。

仕事においても、プライベートでも、物事をしっかりと考えてから行動するタイプ。トラブルがあった時でも、冷静に対応できる能力があるので、どんな困難も乗り越えることができます。

恋愛面では、落ち着いて自分と価値観の一致する人を選ぶ傾向があります。波乱万丈のトラブルに見舞われることもありますが、乗り越える力があるため、幸せな結婚生活を送ることができるでしょう。

感情線と頭脳線が一本につながっている『ますかけ線』

ますかけ線とは、感情線と頭脳線が1本につながっている手相のこと。片手に持つ人は100人に1人、両手ともなると1000人に1人とも言われていわれる大変珍しい大吉相です。

ますかけ線を持つ人は、生まれながらの強運の持ち主。人生大逆転と言えるほどの成功を収めることができます。人を惹きつける魅力があり、リーダーに向いているタイプ。何ごとも粘り強く続ける根気強さはあるものの、個性的な性格のため、集団の中にいると浮いた存在になりがちです。

仕事面では成功を収めますが、相手に寄り添うことができないため、恋愛面ではあまり長続きしません。特に、女性がますかけ線を持つと、離婚する可能性大。自分らしく生きることを応援してくれるような相手を選びましょう。

【手相の見方】感情線にあらわれる特殊紋からわかること

感情線の形だけでなく、感情線上にあらわれる特殊紋によっても手相の持つ意味は大きく変わってきます。

感情線にフィッシュがある

フィッシュは、一筆書きで魚を描いたような相で、尻尾のところがクロスしているのが特徴。別名魚紋とも言われています。感情線にフィッシュが接するように出ている場合、ラッキーなことが起こる前兆。愛情面で何かしら幸運な出来事が起こるでしょう。

理想の相手に出会う、幸せな結婚をする、妊娠するなど、恋人やパートナーとの絆が深まる出来事が起こる可能性大。フィッシュは感情線のどこに接していても、良い意味をあらわします。

フィッシュは出たり消えたりするので、出ているときには積極的に行動をし、チャンスを逃さないようにしましょう。

感情線に島がある

島は、フィッシュの尾の部分がない形の模様で、別名アイランドとも言います。フィッシュに似ていますが、ネガティブな意味合いを持ちます。

感情線上に島がある場合、恋人やパートナーともめる、別れ話をするなど愛情面で何かしらの不運が訪れる兆し。また、感情の浮き沈みが激しくなってコントロールできなくなる、不安やストレスがたまることを示しています。

感情線は、手相の中でも特に変化の大きい線でもあるため、島もできやすいですが、小さいものが1つや2つであればそれほど気にする必要はありません。複数出ている場合、大きい島の場合は注意するようにしましょう。

感情線にスターがある

スターは、短い3~4本の線が交差して星型(*)になっている線で、別名星紋とも呼ばれています。感情線上にスターが出ている場合、幸運なことが起こる前触れ。愛情面で何かしらラッキーなことが起こる可能性があります。

感情線上のスターは、良縁の暗示。魅力的な異性との出会いをあらわします。くっきりと刻まれているようであれば、玉の輿と言われるような誰もがうらやむ相手との出会いや結婚が期待できます。スターが出ている場合は、積極的に行動するようにしましょう。

また、精神的にも安定して穏やかな生活を送ることができるなど、感情面でも良い影響を及ぼします。

感情線にクロスがある

クロス(『×』・十文字)はスターと似た形ですが、スターとは逆に凶相になります。感情線上にクロスがあらわれた場合、感情の乱れをあらわし、心が乱れることや、ストレスを感じやすくなることを示しています。

人間関係でトラブルが起きる、恋人やパートナーとの関係がうまくいかず苦しむなど、悩みを抱える可能性大。クロスが大きい場合、またクロスが小さくてもくっきり明瞭な場合、愛する人との別れを暗示しています。中でも、感情線の終点にクロスがある場合、恋愛運は特に悪くなります。

クロスを何かしらのサインと読み取り、心や態度を変えることで、クロスも薄くなり良い方向へと変わってくるでしょう。スターと似ているため、見間違えないように注意してください。

感情線にホクロがある

感情線上にホクロがある場合、あまり良くない暗示。基本的にホクロが感情線のどの位置にあっても、感情をコントロールできないという意味を持ちます。

理性が働かず、その場の感情だけで突っ走ってしまうため、暴言や暴力をふるいがち。愛情を上手くコントロールすることができないため、盲目になり、失敗してしまうことも。

感情線上にホクロがある人は、気持ちを上手くコントロールするように意識し、行動をしましょう。自分自身で注意していると、次第に運勢はアップしてきます。

感情線から自分らしく生きるヒントを読み取ろう!

感情線はその人の心の動きをあらわす線で、今の気持ちや人間関係、恋愛などについて分かります。

手相の中でも、特に変わりやすい感情線。日々気持ちが動くのと同じように、手相も変化していきます。もし運勢があまり良くなかったとしても、日々意識をして行動することで運勢も次第にアップし、手相も変化していくでしょう。

「今自分は何を感じているのか?」「どうすべきなのか?」など、感情線からヒントを読み取り、自分らしい生き方を選んでいきましょう。