「頭脳線が長いと頭がいいの?」
「頭脳線の見方を知りたい」
生命線や感情線ともに、手相の基本とも言われている頭脳線(知能線)。
頭脳線には、その人の考え方の傾向や能力などがあらわれており、自分のことを様々な角度から見ることができます。
目次
頭脳線とは?頭脳線の基本をチェック
頭脳線はどこにある?
頭脳線(知能線)は、親指と人差し指付け根の間から出発し、手のひらを横断するように伸びている線です。生命線、感情線とともに手相の基本となる線で、ほとんどの人の手のひらに見ることができます。
人間の体の中でも脳が最も重要と言われるのと同じように、頭脳線も手相の中で大切な役割を果たしています。どのように物事を考え、どのように判断を下すかをあらわしている線でもあるため、他の手相にも大きな影響を与えます。
頭脳線を見るときは、線の長短や濃淡、始まりや終わりの位置、線の形状や支線の有無などによって判定を行います。
頭脳線からどんなことがわかる?
頭脳線からは、判断力・集中力・創造性など知能に関することを読み取ることができます。
「長ければ長いほど頭が良い」とのイメージ持つ人も多いですが、長いからといって他の人より知能や知識があるというわけではありません。
線が長いほどじっくりと頭で考えるタイプで、短いほど決断が早いタイプ。また、線が上に伸びるほど現実的で堅実なタイプ、下に伸びるほど夢見がちで理想を追い求めるタイプと言えます。
頭脳線を読み解くことで、自分の性格や傾向、適正などを知ることができ、今後自分が進むべき道のヒントを得ることができます。
頭脳線は右手と左手で違いがある?
右手と左手で頭脳線の意味はちがう
手相は一般的に、左手には持って生まれた性格や才能や運命などといった『先天的な運勢』が、右手には日頃の行動や考え方によって変化した『後天的な運勢』があらわれます。
- 左手:持って生まれた性格や才能、運命など『先天的な運勢』
- 右手:日頃の行動や考え方によって変化した『後天的な運勢』
つまり、左手の頭脳線には、生まれつき持っている潜在的な知性や思考力などが、右手の頭脳線には、日々の考え方や行動によって培ってきた現在の知性や思考力があらわれています。
例えば、左手の方が長い場合、潜在的に持つ能力は高いものの、現在十分に活かしきれていない、伸びしろがまだまだあることを示しており、右手の頭脳線の方が長い場合、日々の行動や努力によってポテンシャルを超えた能力を得たことを示しています。
頭脳線を見るときは総合的に判断することが望ましいですが、慣れていないと難しいため、変化の大きい右手で判定することをおすすめします。
頭脳線がない場合は?
頭脳線は手相の基本ともなる線であるため、ないことは極めて稀ですが、ないからと言って知能が他の人より低いというわけではありません。
頭脳線がない人は、物事を深く考えることができず、自分の事を自分で決められないタイプ。よく考えずに迷走したまま突き進んでしまい、結果的に数奇な運命を歩みやすいので注意が必要です。人の意見に流されず、自分の意思を強く持つようにしましょう。
また、頭脳線がないように見えても、次のように見落としているケースもあります。
- 頭脳線と感情線が一体化して『ますかけ線』になっている
- 頭脳線が標準の位置から大幅にずれている
上記の場合、分かりづらいですが頭脳線はしっかりとあるので注意してください。
【手相の見方】頭脳線の濃さからわかること
頭脳線は、濃さによってその意は大きく変わってきます。生命線や感情線と比較をして、濃いか薄いかを判定します。
頭脳線が濃い
頭脳線が濃くはっきりしている人は、知のエネルギーが強く満ち溢れている状態。常に頭を働かせているタイプです。
自分独自で物事を考え、人の意見を鵜呑みにすることはほとんどありません。常に物事を自分の頭の中で処理をしながら生きており、賢い人が多いでしょう。生命線よりも頭脳線の方が濃い場合、身体を使うよりも頭を使う方が得意と言えます。
但し、知識や屁理屈ばかりが先走り、行動が伴わないこともあるので要注意。特に、生命線との重なりが大きくなるほど、考えすぎて行動ができないタイプとなります。
頭脳線が薄い
頭脳線が薄く不明瞭な人は、物事を考えるのが苦手なタイプ。判断力や決断力がなく、人や流れに身を任せてしまい、自分で動くことができません。
気力が不足しがちで意思も弱くなる傾向があるため、「やる気がない」と捉えられてしまうことも。また、任されたことを途中で投げ出すクセもあるので要注意。できる限り考える癖をつけ、相手の意図を理解しようとするように努力しましょう。
責任あるポストにはストレスを感じるタイプなので、誰かの下でサポートする役割が向いているでしょう。
【手相の見方】頭脳線の長さからわかること
頭脳線は、長さによってその人のタイプを知ることができます。薬指から真っすぐ下あたりまで伸びているのが標準的な長さ。薬指の下まで届かない場合は短い、超えている場合は長いとみなします。
頭脳線が長い
頭脳線が長く薬指の下よりも長く伸びている人は、熟考型タイプ。じっくりと考え、先々のことまで計画を立ててから行動をするタイプです。
考える力が強く、人に流されることのないマイペースな性格ですが、考えすぎや悩みすぎで行動を起こせず、決断が遅れてしまうことも。長ければ長いほど優柔不断な性格です。思慮深いものの、対人関係は理屈っぽい一面を持つので、相手を理論で攻め立てないように注意しましょう。
頭脳線が短い
頭脳線が短く薬指の下まで届いていない人は、直感型タイプ。第六感やひらめきなど、直感に従って行動するタイプで、大工や料理人などの職人に多い手相です。
頭の切り替えが早く、決断力があるものの、後先考えずに動いて行動して後悔することも。恋愛においても、その瞬間のときめきで行動をしてしまうため、それほど好きではない相手と一時的に盛り上がって後悔しがち。経験を積み重ねることで、技量を身に着けることができるでしょう。
【手相の見方】頭脳線と生命線の起点の位置からわかること
頭脳線は、生命線と起点が同じで、少しだけ重なって離れるのが一般的です。生命線との起点との関係やその位置によっても、その人のタイプを知ることができます。
頭脳線の起点が生命線と重なっている
頭脳線と生命線の起点が重なっている手相は、最も標準的なタイプ。きわめて常識的で、何をやっても卒なくこなすことができます。また、全体を見渡すことにも長けており、協調性もあります。
非常に堅実で、ある程度計画を立ててから行動をしますが、変化に対応することは若干苦手。途中で不安に感じ後悔することもあるため、一つの事に集中して、準備から行動までしっかりと計画を立ててから行うと良いでしょう。起点が高い位置にあれば責任感が強く、低い位置にあればリーダーの素質があります。
頭脳線の起点が生命線上にある
頭脳線の起点が生命線上にある場合、何ごとも用心深く慎重に物事を進めるタイプ。細かいことに気が付き、人に対する気遣いにも優れているため、周りの人や環境にもすぐに馴染みます。
好きなことをコツコツと続けることを好む安定志向。物事を進める場合の準備期間も長く、無謀なことや冒険することはないものの、警戒心が強くてチャンスを逃すことも多い。簡単に流されず、一度決めたことに熱心に取り組む傾向がありますが、変化を恐れるため面白みのない人生になってしまうことも。
頭脳線と生命線の起点が離れている
頭脳線と生命線の起点が重なっておらず離れている手相を、『離れ型』または『KY線』と呼びます。離れていれば離れているほど、行動力と積極性が高く、周囲の人から指図されることを嫌がります。
空気が読めないというよりも、自分をしっかり持って我が道を行くタイプ。思い立ってから行動するまでのスピードも速く、考えにも信念があり、何ごとも自らの判断で行動します。人に合わせることがやや苦手なため、独立やフリーランスがおすすめ。起点が離れすぎるとろくに準備をせずに突き進む傾向が強くなるため、行動する前に一呼吸置くように意識しましょう。
頭脳線と生命線が交差している
頭脳線の起点が親指の付け根上部(第一火星丘)あたりから出て、生命線とクロスしている手相を持つ人は、細かいことに気を配る繊細なタイプ。警戒心が強く、人の行動で気をもむことも多いため、ストレスも溜まりやすいです。
物事をネガティブに捉え悩むだけでなく、他人の目も気になるため、判断や行動が遅くなりがち。一方、自分に自信が持てるようになると大胆な行動を取るようになります。些細なことが気になるため、大勢の組織にいるよりも、自営業やフリーランスなどできるだけ自分の思う通りにできる道を選ぶと成功しやすいです。
頭脳線の起点が中指の下にある
生命線の起点から離れ、中指の下あたりを起点として頭脳線が伸びている人は、とても神経質なタイプ。普通の人が気にならないようなことも、ひそかに気にして悩んでしまうような繊細さを持っています。
一方で、自分の世界観を大切にしており、想像力があり、空想することを好みます。基本的には穏やかな性格ですが、情緒が不安定になると攻撃的になることも。失敗に負けない辛抱強さもあり、苦労性な一面も見られます。大きな組織の一員となって周りに翻弄されるよりも、マイペースでいられる環境が向いています。
【手相の見方】頭脳線のゴールやカーブの仕方からわかること
頭脳線は、ゴールがどこにあるか、どのようなカーブを描くかなどによって、その人の考え方や性格などがわかります。
頭脳線が下降し月丘に向かっている
頭脳線が、小指下の手首近くの月丘に向かって伸びている人は、柔軟で臨機応変なタイプ。分別のある常識人で、夢を持ちつつも現実を捉えるバランスがあり、知に足をつけた生活ができます。
誰とでも上手に付き合え、人当たりも良いことから好かれることも多く、対人関係は良好。イメージ力や創造力に優れた芸術肌タイプで、クリエイティブな分野で力を発揮できます。月丘でも手首側にあると、より理想の高いロマンチスト。一つの事に没頭してのめり込む『夢追い人』と言えるでしょう。
頭脳線が手首の方向に下がる
頭脳線が手首に向かって下降している人は、非現実的でかなりの夢追い人。人と違った感性を持ち、強烈な個性を放ちます。
世間の常識や流行などには全くとらわれることなく、自分だけの世界を持っており、考え始めるととことん深みにはまりがち。こだわりが強い上に柔軟性に欠けるため、理想と現実との狭間で苦しむことも。感受性が豊かでユニークな視点を持っており、芸術的なセンスも高くクリエイティブな分野で力を発揮できます。また、占いなどスピリチュアルな分野にも興味を抱きやすいです。
頭脳線が生命線に沿って下がる
頭脳線が生命線のカーブに沿って下がっている場合、妄想癖が多く、夢見がちなタイプ。夢やロマンを追いかける傾向があります。
人にはない独特の発想力や感性を持つため、クリエイティブな分野で力を発揮しますが、実利よりも理想を追求するため、現実社会にはなかなか対応できません。地に足がつかず、フワフワとした生き方をすることも。頭脳線が生命線の内側に入っている人は、内向的で一つのことに対する執着が強い『オタク』タイプ。引きこもりやすい相となります。
頭脳線がカーブせずに真っすぐ
頭脳線があまり下がらず、小指下の第二火星丘に向かって真っすぐ横に伸びている人は、合理性重視の現実主義者です。
頭の回転が速く、物事を論理的、合理的に判断して行動しますが、直感で動くことがないため、素早い判断を苦手とすることも。夢や希望を抱くこともあるものの、自分の努力で確実に叶えられるものがほとんど。ただし、自分の専門分野で力が発揮できるので、実業での活躍が期待できます。何でもそつなくこなせますが、他人に弱みを見せることができないのが弱点です。
頭脳線が上昇し水星丘に向かっている
頭脳線のゴールが小指の付け根の水星丘に向かっている人は、頭の回転が速く、あっさりとした性格の持ち主。非常にサバサバしており、失敗や後悔を後に引きずることもありません。
社交的でコミュニケーション能力が高く、話し上手でもあるため、会話をするだけで人を魅了する力を持ちます。交渉力が高いため、サービス業や営業などで力を発揮することができるほか、お金儲けの才能もあるため、経営者にも向いています。お金にならないことは切り捨てる現実主義なところもあり、冷たい人と思われることも。
【手相の見方】頭脳線の形や特徴からわかること
頭脳線は、起点や終点以外にも、頭脳線自体の形や特徴からも様々なことを読み取ることができます。
頭脳線が二股
頭脳線の先が二股に分かれている人は、好奇心旺盛でチャレンジ精神にあふれたタイプ。何をやってもそつなくこなすことができ、変化に対応する力も持ち合わせています。
2つの分野で力を発揮する可能性も示しており、頭脳線が下に下がればクリエイティブな能力が、上に上がれば現実的、ビジネス的な能力があり、上と下に分かれていると両方の才能を持ち合わせていることを示します。また、小さくくっきりとした二股に分かれている相は、『作家線』とも呼ばれ、文才に優れていることをあらわしています。
頭脳線が三股
頭脳線の先端がくっきりとした三股になっている人は、好奇心旺盛で話題が豊富なタイプ。気持ちの切り替えが早く、感情を引きずらないさっぱりとした性格です。
様々な分野に興味を持ち、優れた頭脳で知識を吸収することができる『多才多芸』なタイプ。色々なことに手を出しても、どれも卒なく器用にこなすことができますが、一つの分野に長続きしないこともあり器用貧乏となることも。くっきりとしておらず、支線が枝のように出ている三股の場合、好奇心旺盛なものの、飽きっぽいためなかなか道が決まらない可能性も。
頭脳線が鎖状
頭脳線が鎖状になっている場合、集中力がなく、注意力も散漫。根気もないため、1つの事を続けられない状態をあらわしています。
やる気がないだけでなく、自信も喪失しているため、何かと悲観的になりくよくよ悩みがち。次々と色々なことに興味を持つものの、集中力も低下しているので、結局どれも達成できない可能性も。また、イライラしているため、交友関係にも影響を及ぼします。特に、チェーンが濃く多い時は、注意力も散漫となり、物事をしっかりと考えられない傾向があります。
頭脳線が2本
頭脳線が2本ある人は、1本の人の2倍の才能や個性を持ちます。頭脳明晰で、多芸多才。仕事上で活躍できるのはもちろん、独特な個性も持っているため、他の人とは違うことで成功を収めるでしょう。
大胆なひらめきや発想を持ち、クリエイティブな分野でも力を発揮。冷静で美的センスも兼ねそろえています。ただし、この線を持つ女性は離婚する可能性が高くなります。器の大きいパートナーを選ぶこと、相手とのコミュニケーションを密に取ることが大切です。
頭脳線の上に短い支線が出る
頭脳線の上に短い支線が出ている人は、物覚えが早く、コミュニケーション上手な人。どこへ行っても良好な人間関係を築くことができ、周囲の人から愛されます。
また、明るく前向きな好奇心旺盛なタイプで、学ぶ意欲も高く、様々なことに興味を持つでしょう。ただし、あれこれと手を出してしまうとどれも中途半端になってしまうため、しっかりとした目標や志を持つことが成功の秘訣。支線はどの位置に向かっていても吉相ですが、人差し指に向かっていると地位や権力を手に入れることができます。
頭脳線が途中で切れている
頭脳線が途中で切れている人は、感情的に切れてしまうことの多い性格。気分にむらがあり、精神状態が不安定であることを示しています。また、これまでの考え方や価値観が大幅に変わる可能性もあります。
集中力があまりなく、すぐに飽きてしまう傾向がありますが、色々なことに興味を持つため、大きな結果を残すことも。切れた頭脳線の下からもう1本の線が切り替わり、その線がしっかりと伸びているなら、仕事においてやりたいことを一生続けられる相となります。
頭脳線が切れ切れ
頭脳線が切れ切れとなっている人は、少しのダメージでも傷ついてしまうほどの繊細な心の持ち主。神経質で、落ち着きがなく、集中力もないタイプです。
自分の考えをまとめることや、イメージを形にすることが苦手。また、自分に自信が持てないため自分の考えもぶれやすく、人の意見に流されることが多くなり、自分の意志で物事が決められません。転職を繰り返す人にも多く見られる手相でもあり、何ごとも根気強く続けることを心がけましょう。
頭脳線が蛇行している
頭脳線が波のようにうねって蛇行している線を持つ人は、物覚えが悪く、物忘れが激しいタイプ。何ごとにものんびりしていることをあらわしています。
容量もあまり良くなく、世渡り下手で欲もあまりありません。しかし、憎めないところも多く、目上の人からは可愛がられることも。集中力が続かず、飽きっぽいところもありますが、地道に努力を続けることで運が開けてきます。手に職などをつけると、成功を収めることができるでしょう。うねりが強い時は、卑屈な精神を持つ可能性もあります。
頭脳線が感情線とつながっている
頭脳線と感情線が1本につながり、手のひらにひらがなの『て』の形のようにみえる手相を『ますかけ線』と言います。
ますかけ線は、強運を引き寄せる大変珍しい大吉相で、経営者や起業家など成功者に多く見られる相。頭の回転も速く、人の上に立ってリーダーシップを発揮することができますが、個性的な性格の持ち主でもあるため、集団の中にいると浮いた存在になりがちです。
大成功を収める可能性が高いものの、努力を怠ったり、チャンスを逃すとせっかくの能力を生かすことができません。大成功か、落ちぶれるか、両極端の運命をたどることになるでしょう。
頭脳線と感情線が支線でつながっている
頭脳線と感情線が支線でつながっている場合、仕事運が向上していることをあらわします。仕事に恵まれ、社会の中で頭角をあらわす存在になる可能性大。
仕事をバリバリこなすキャリアウーマンに多く見られる手相で、この手相を持つ女性は結婚して家庭に入っても、最終的には仕事に戻り、共働きになることがほとんど。むしろその方が家庭円満でいられます。また、感情と頭脳とが結びついていることから、相手の事を思いやりながらも、客観的に物事を見ることができるバランスのとれた人と言えます。
【手相の見方】頭脳線上にあらわれる特殊紋からわかること
頭脳線の形以外にも、頭脳線の上に出る特殊紋によっても、手相の持つ意味は大きく変わってきます。
頭脳線にフィッシュがある
フィッシュは、別名『魚紋』とも言われています。一筆書きで魚を描いたような相で、尻尾のところがクロスしているのが特徴。幸運が舞い降りることをあらわしています。
頭脳線に接するようにフィッシュが出た場合、思考力・決断力・判断力がとても優れている状態。成績がアップする、試験に合格する、閃いたアイデアが仕事に結びつくなど、知的な分野で大成功を収める可能性が高くなります。フィッシュが見られたら、直感を信じて行動してみると良いでしょう。
頭脳線に島がある
島は、別名『アイランド』とも言われています。フィッシュの尾の部分がない形の模様で、フィッシュに似ていますが、ネガティブな意味合いを持ちます。
頭脳線に島がある場合、頭を使いすぎて、脳や神経に疲労が出ている暗示。また、思考力も乱れて、悩みすぎ、考えてしまう傾向があります。デリケートで繊細なため、ストレスもため込みやすく、精神的にも大きなダメージを受けてしまうことも。
余計なこだわりを持たず、体をいたわり、ストレスをため込まないようにすることで、島も次第と消えていきます。
頭脳線にスターがある
スターは、別名『星紋』とも呼ばれている幸運の証。短い3~4本の線が交差して星型(*)になっている線です。
頭脳線上にスターが出た場合、知識や知性などに関することで何かしらラッキーな出来事が起こる暗示。これまで持っていなかった新しい知識の習得や、スキルアップができる可能性大。研究の成果が認められる、文学の賞を受賞するチャンスも。
また、知的なことで名声を得るだけでなく、大金を掴む可能性もあります。スターは、クロスと見間違えやすいので注意しましょう。
頭脳線にクロスがある
クロス(『×』・十文字)はスターととてもよく似ていますが、スターとは逆に凶相になります。
頭脳線上にクロスがあらわれた場合、頭に怪我を負いやすい、また頭の病気にかかりやすいことの暗示。クロスマークは欠如をあらわすため、頭脳線上に出ることで判断力や集中力が無くなることを意味しています。また、先端にクロスがある場合は、よりトラブルに見舞われる可能性が高くなります。物事をより慎重に考え、行動するように心がけましょう。
ちなみに、頭脳線と感情線の間にあるクロスは、『神秘十字架』『太陽十字架』と呼ばれ、吉相となります。このクロスが頭脳線に接していても、何の問題もありません。
頭脳線から思考パターンを読み取り人生に活かそう
頭脳線は、名前の通りその人の知能に関することを読み取れる線です。頭脳線の長い短いで頭の良し悪しを判断することはできませんが、その人が持つ特性やスキル、知恵など様々なことがわかります。
身体の中でも頭は特に大切であるように、手相の中でも重要な役割を果たす頭脳線。物事をどのように考え、どう決断するのかをあらわしている線でもあるため、他の手相にも大きな影響を与えます。
頭脳線から自分の特性や思考パターンなどを読み取り、仕事など日常に上手く活かし、より充実した人生を送ってください。